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高圧受変電設備のページ

高圧受変電設備工事とは?

  • 高圧受配電設備とは? (通称-自家用電気設備と呼んでいます。)
    わたし達の周りの電柱には6600vの高圧で配電されていますが(鉄塔は別)、
    それを変圧器で100v、200vに降圧して家庭用に電気を供給しております。
    ですが、電気の使用量により(50kw以上)高圧で受電する方法にしてあります。
    工場、学校、その他、大規模施設等などがそれにあたります。

参考までに法律によって定められた(電技第2条)電圧の種別を示しておきます。

日本では、電圧は次のように3つに区分されています。
(1)低圧…交流600V・直流750V以下の電圧
(2)高圧…交流600V・直流750Vを超え、7000V以下の電圧
(3)特別高圧…7000Vを超える電圧

  • 高圧受変電設備は開放型と閉鎖型に分類されています。

■ 開放型
室内に設置し配電盤、開閉器、変圧器等の配線を鉄パイプで組み立てたフレームに
取り付ける方式です。最近はあまり利用する事がなくなってきました。
また充電部分に触れやすく危険なこともあり、保守点検が多く
ほとんど採用されなくなっています。

メリット
(1)配線・機器の状態が直接確認出来、点検しやすい。
(2)能力増強・機器の入れ替えなどの融通性がある。

デメリット
(1)配線部や高圧充電部が剥き出しになっている部分があり、安全性が 低い
(2)設置面積が広く必要である。
(3)施工において現場作業が多く、工期が長く、専門の技能を持った作業員が必要である。
(4)建物内に設置するので点検の簡素化が可能であるが、建築費が割高である。

■ 閉鎖型
金属製の箱体の中に高圧開閉器、トランスなどを収めた物でキュービクルと呼ばれて,現在はこの受変電設備が多く採用されています。
屋外に設置するもので設置場所を建物の側面、屋上など幅広く対応できます。

メリット

所要面積が少なくてすむ。
専用の部屋を必要とせず、地下室、階段室、屋上の一部などに簡単に設置できる。
内部機器装置の簡素化により保守点検が容易であり、かつ信頼性が高い。
充電部が露出していないので危険が少ない。

デメリット
増設等で変圧器の設置数に限りがある(側に増設出来るスペースがある場合可能)
囲いフェンス等の設備費、メンテナンスが必要である

高圧受変電設備の作業内容とは

  • (1)高圧引き込み工事・高圧端末工事
    ケーブルの引込、高圧端末工事、各電力会社申請までいたします。
    また、保守点検業務等の案内等も合わせて行っております。
  • (2)PAS・UGS工事 ...(PASとは高圧気中開閉器の事です)
    架空引き込みの工事の場合は、構内等の1号中(引込柱)1号柱の建柱をして
    柱上にPASを取付け、高圧端末工事をします。
    地中引き込みの地域では、引込配管、キャビネット基礎工事、モールドジスコン取り付け
    又はUGS取り付け工事各種試験まで施工いたします。
  • (3)変圧器の増設、減設、遮断器交換作業など
    設備の用途に変更等により、変圧器の増設、減設、経年劣化等による
    遮断機の交換工事を行っております。
    ますは、現場確認調査をしお見積もりを提出むいたします。
    ご了解の場合は打合せの上、工事を進めていきます。
  • (4)高圧母線配線の改修工事
    受変電設備内の母線が老朽化や経年劣化で、絶縁不良になる場合がございます。
    危険を予知し改修を致します。
    クリート(母線支持材)の交換、PT(計器用変圧器)CT(計器用変流器)の交換など
    必要に応じて改修します。
  • (5)変電所設置(新設・移設・改修・増設等)
    変電設備の設置は基礎工事、引込柱の設置、地中埋設工事等など
    施工方法により現場に合わせ施工が必要になります。
    また、必ず接地工事が必要にまります。
    接地工事もA種、B種、D種接地と幅広く抵抗値も10オーム以下に下げて工事を
    行う為、土質により接地が出ない事も多くあります。

※接地工事は、地盤の関係上現場確認後お見積り致します。

  • (6)変圧器の絶縁油交換
    変圧器の中の絶縁油も酸化等により交換が指摘された場合は
    絶縁油の交換の工事を行っております。
    また、検査等でPCBが含まれる油もあり交換が必要な場合もございます。
  • (7)避雷器、避雷針の設置
    激雷地区、雷の被害を未然に防止する方法として
    避雷器、避雷針等の設置をお勧めいたします。

役立つ情報・省エネ・経費削減対策

  • デマンド監視とデマンドコントローラー
    (1)デマンド監視の必要性とは
    
    高圧の電気の契約はデマンド契約と言い、一ヶ月で一番高いところを基準に
    電気料金は設定されます。
    電気料金の削除を考慮する場合はデマンド監視装置から出てきた最大デマンド値を
    減らせばよい事になります。
    最大デマンド値を超えそうな場合に、警報を発することで、 これ以上の電気設備の
    使用を抑え、電気料金を削減する方法です。
    デマンド監視装置は、24時間デマンド値を監視し続けます。
    1年でどの時期にどれだけの電気料が必要になるなど把握することが出来ます。
    (2)デマンドコントローラーで電気料削減
    デマンド監視を必要とするのは、工場、事務所等で夏場に使用する空調設備の消費電力です。
    デマンド監視を行わないと、空調設備を手動で止めることしかできません。
    ですが、デマンドコントローラーによるデマンド監視を行うことで、空調機器を自動的に制御し
    ピーク電力を抑えることが可能になり、電気料金の削減を行うことが出来ます。

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