照明器具工事のページ
照明設備で快適空間を作りましょう
日本では照明の位置はお部屋に一台、直接照明が一般的です。
照明を一つ変えるだけで部屋の雰囲気はガラっと変わるものです。
また部屋だけでなく、玄関、外部入口、トイレ、勝手口等はセンサーライトなどによる防犯や節電の役目をする照明器具の設置が便利です。
用途、設置場所に合わせた照明器具
<一般の部屋>
- 照明による光の効果は、照らす人まで明るくし、心持ちまで豊かにします。
照明器具にも様々な種類があり、シーリングライト(直付け)、シャンデリア
コードぺンダント(コード式器具)、ダンライト(埋込型器具)など、
取付方法も種類によって変わってきます。
- また省エネの器具、人感センサー付器具の利用で節電やスイッチの消し忘れもなくなりより便利になりました。
<室内照明(廊下・トイレ・階段)>
- 廊下・階段など・・・深夜トイレの利用の際にぼんやりと明かりがあると歩きやすいものです。
そこで、コンセントも使え暗くなると自動で点き周囲をほんのり明るくするフットライト(足元灯)が便利です。
- 保安灯の利用・・・停電などで「懐中電灯を探す」のはなかなかみつからない物です。置いた場所を知っていても真っ暗の中で探す事は大変です。
そこで、通電中は消えていても停電になると点く保安灯が便利です。
懐中電灯のように取り外す事ができます。廊下などよく目に届くところに設置し、停電に備えましょう。
- トイレ・・・最近は人感センサー付照明が多くなりました。
また換気扇と連動するタイプもございます。
トイレの使用するスイッチに「遅れ消灯スイッチ」という物がございますが、このスイッチの利用も多く、「トイレから出るとは照明が消えますが換気扇は、一定時間後に消える」というスイッチです。換気扇のスイッチを1回消すだけなので便利です。
<外部の照明/玄関・勝手口・ガレージ>
- 玄関、勝手口、ガレージには「人感センサー付」照明がよく選ばれます。
玄関灯では、お出迎えモードという機能があり、照明をぼんやりと点灯し、人が近ずくと100%点灯します。
人がいなくなれと自動消灯します。
またタイマーによる消灯もできる機能もあります。
防犯対策として点滅機能もあり、防犯効果もできます。
- ガレージ・・・車から降りて照明のスイッチを入れる事は、物を持っている場合はやりにくいものです。
そんな時は自動で点いて、出る時も自動で切れる機能があると助かります。
その他、快適な照明空間を、「省エネ、防犯」の観点から提案致しております。
どうぞお気軽にご相談ください。
<参考資料>
● 寿命と耐用年数
照明器具の劣化が進むと、照明器具の故障率が急激に増加します、この時期において修理費用などを考慮し、全数交換が推奨される時期を「適正交換時期」(使用後8~10年が目安)といいこれを寿命としています。
また、「耐用の限度」(使用後15年)は、本来照明器具が有している機能が低下し、また、内部の絶縁物など劣化が激しく、安全のためには照明器具を強制的に全数交換する必要ある年限を言い、これを「耐用年数」としています。
● 照明器具の耐用年数15年と寿命10年の違い
建築付帯設備のうち照明器具を含む電気設備の法定耐用年数は15年と決められていますが(国税庁)電気用品安全法では、照明器具などの電気絶縁物の寿命を40,000時間としています。
また、JISC8105-1の解説では適正交換の目安は通常使用で10年としています。
● 安定器の寿命は
安定器の寿命は、他の電気絶縁物と同様に、電気絶縁物及び構造材によって決定されます。絶縁物は経年劣化、熱劣化によりが性能に低下します。
特に定格より高い電圧や周囲温度の高い場所では消耗が早くなります。使用条件・環境により大きく異なりますが、安定器の寿命は8~10年です。(JISC8105-1より)
(日本照明器具工業会より)